本稿は、金森涼子が1998年9月27日に久喜福音自由教会において授洗に導かれる頃に執筆したエッセイです。現在も「イエス様の算数」を大切にしながら日々歩んでおります。
このブログで、1997年12月12日「涼子の討ち入り」というエッセイもご覧いただけます。
1+8=9
これが今までの確かなたし算
『涼子の討ち入り』を書いた時に、
イエス様が、
「1+8>9、いちかばちかは9より大きいよ。」と、教えてくれた。
私は、
①食べるか食べないか
②起きるか寝るか
③泣くか笑うか
④生きるか死ぬか
自分の心のままにエゴイストに生きてきた。
そしていつも勝負をかけてきた。
主人に出会って、私の心は主人にはまった。
神様に出会った時のように、主人に全てを明け渡してしまった。
それから17年
主人だけを信じて生きてきた。
孤独にはまった私。
苦しくなった私に、神様が言ってくださった。
「涼子討ち入りを!」
神様は、生きるか死ぬかの計算よりも、
もっと良い計算方法を私に教えてくださった。
当たって砕けろとばかりに、より良い計算方法を捜すために、
私は大人の女になったつもりだった。
イエス様は、それ以上に夫を大きな大人にしてくださっていた。
『涼子の討ち入り』の日から、新しい主人と私の出発。
気恥ずかしさと喜びと期待が背中合わせになった。
夫婦二人の微妙な変化に、一人娘の雅葉が気が付いた。
焼きもち妬きの雅葉の視線を感じながら、
夫婦二人が肩を寄せ合って同じ方向に向く素晴らしさを知った。
そんな私に、雅葉が私に何気なく言った。 「ママ、死にたかったの?パパに助けられたの?」 そして、お得意の“フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン・リバー”を弾いてくれた。
Comentarios