窓ガラス越しに庭のある小さな冬を眺める 葉を落とした木々が揺れて 寂しそうな緑を残す草も少し揺れて パンジーの黄色や紫のかわいい花もゆっくり揺れて
すべての自然がそれぞれに寒い冬の身支度をしている
小鳥が木の実を探しに枝から枝へと木から木へと
綱渡りをしている
木の実の混じった小粒の糞を沢山落としていった
肥料までも食べているようだった
今年は餌不足なのかしらと気にかかる
人間社会は不況で中小企業が倒産している どうか神様、小鳥さんの世界は好景気でありますように 小鳥さんの世界を不況に追い込むのは人間ですから
空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、 倉に納めることもしません。 けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。 あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。 あなたがたのうちだれが、心配したからといって、 自分のいのちを少しでも延ばすことができますか。 (中略) だから、あすのための心配は無用です。 あすのことはあすが心配します。 労苦はその日その日に、十分あります。 (マタイ6・26~27、34)
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